Once a Red, always a Red!

リバプール以外の試合は「マッチ・オブ・ザ・デイ」でチェックすることが多いのだが、その「マッチ・オブ・ザ・デイ」で度々フォーカスされている元レッズのジョンジョ・シェルベイについて少し書いてみたい。

 

Jonjo Shelvey of Newcastle United passes the ball during the Premier League Match between Newcastle United and Liverpool at StJames' Park on October...

ときに顔を出す悪魔の部分

ジョンジョ・シェルベイのリバプール時代のハイライトと言えば、マンU戦で退場処分を受けたときにサー・アレックスを挑発ようなジェスチャーをしたシーンを思い出すひとも多いのではないかと思う。あの場面に象徴されるように、ジョンジョは試合中に自身の感情を上手くコントロールできずに試合を壊してしまうような反則をすることが度々あった。今シーズンの開幕戦でも、スパーズのデレ・アリをわざと踏みつけて一発退場している。ジョンジョは以前と変わらないなぁと思っていたのだが、、。

チームのために献身的に走る姿

その後、開幕戦のプレーを反省したのか、感情を上手くコントロールできないという以前から抱えた課題を解決すべく、ジョンジョは努力しているという。個人でスポーツ心理学の専門家を雇って、メンタルの改善に努めているのだそうだ。

その成果が現れたのか、古巣のリバプール戦では、彼の特長である非凡なパスセンスを披露するだけでなく、ニューカッスルのために献身的にプレーするジョンジョの姿があった。

一度リバプールに染まれば、ずっとリバプールの選手

リバプールではイマイチ活躍出来なかったジョンジョのような選手が他のチームで活躍するのを観るのも、うれしいものである。イタリアのラツィオでは、リバプールで出場機会すらなかったルイス・アルベルトが頑張っているし、同じチームには、もちろんルーカス・レイバもいる。

元レッズの選手を追いかける楽しみも、リバプールファンにはあると思う。一度リバプールに染まった選手は、ずっとリバプールの選手なのだから。